うちの子の歯ならび大丈夫？
「口は健康のもと」と言われています。確かに健全な咬合は健康に寄与すると思います。またそれだけでなく、美しい歯並びは他の人からも好印象を受け、社会によりよく受け入れられるでしょう。
歯のでこぼこ（叢生）
歯にでこぼこがあると、見かけだけでなく、磨き残し易く、虫歯になったり、歯肉炎・歯周炎になりやすくなります。
拡大床
歯列の幅が狭い場合、側方に拡大して前歯の生える隙間を作る装置です。
この他に急速拡大装置を用いる場合もあります。これは歯だけではなく骨格も拡大できる装置です。顎顔面矯正と呼ばれます。
反対咬合（受け口）
上の前歯が下の歯よりも内側に入っている咬合を反対咬合と呼んでいます。放っておくと、咬みにくいばかりでなく、上のあごの成長を抑えて、将来顔のバランスが悪くなる場合があります。
早めの受診をおすすめします
- 乳歯列で反対咬合の時期
- 右の写真：上の永久歯が出てきて、下の前歯の裏側に入っている時期
に受診されると理想的です。
開咬(前歯がかみ合わない
奥歯をかみ合わせても、前歯がかみ合わない咬合です。原因はいろいろありますが、特に飲み込み方の癖(舌癖)が問題となります。早期治療で原因を除くと後戻りしにくくなります。
筋機能療法(トレーニング)
名前は難しいですが、口腔周りの筋肉、つまり唇や舌などの練習になります。生まれてからの癖なので少しずつ進めていきます。
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