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矯正治療とは

矯正歯科とは?

こちらでは矯正治療についてご紹介いたします。普及してきたとはいえ、矯正治療に対する患者さんの興味や知識は様々です。いろんな疑問や不安等もあると思います。まずはよく相談されることについて、お答えします。

矯正歯科学の定義とは

医歯薬出版「歯科矯正学」によれば、歯科矯正学とは

 「歯・顎顔面頭蓋の成長発育やその後の増齢に伴う正常な形態や機能、またそれら諸構造の不均衡や不調和から引き起こされる顎の異常な関係や不正咬合の病態を研究し

 さらにそのような異常や不正の状態を改善し、よぼうすることによって顎口腔機能の向上と顔貌の改善をはかり

 個人のQOLに寄与できるようにする研究と技術を追求する歯学の一分野である」

とのことです。

 

矯正治療の目的

上記と同じ引用になりますが、

 不正咬合がもたらす障害には

顎口腔領域で営まれる摂食、咀嚼、発音などの顎口腔機能の障害

ならびに審美性が損なわれることによる社会生活における不都合や心理的障害害がある。

 矯正歯科治療はこのような障害を予防・抑制・回復することにより、患者の健康およびQOLの向上に資すること

 を目的とする。 とあります。

不正咬合による障害

それでは、不正咬合による障害とはどのようなものでしょうか。

 

 1⃣う歯発生の誘因

 歯に凸凹があると、自浄作用(食べ物による歯表面の歯垢がとれること)が阻害されまた歯磨きが困難になるなど虫歯発生の誘因になります。

 2⃣歯周疾患の誘因

 上記と同じ理由で歯周病になりやすくなります。前歯が出ていると口が閉じにくくなり、歯肉が乾燥し歯周病を助長することになります。また、どこか噛んだときに高いところがあると、その歯だけに負担がかかり咬合外傷の誘因となります。

 3⃣外傷および歯根吸収の誘因

 前歯が出ていて、スポーツや転倒などで歯に外傷を負うことがあります。頬を噛みやすくなります。見えないところで歯の根が吸収している場合があります。

 4⃣咀嚼機能障害

 咀嚼能力は歯が出てから噛むことにより獲得され、口腔内の形態に適応しています。ただ、それにも限界が有り、ふせいこうごうがあると、噛みにくくなったり、噛むのに疲れたり等の症状がでます。

 5⃣筋機能障害

 前歯が咬合していない(開咬)場合、歯の間に舌を出す癖や唇を噛む癖が見られます。そのような癖がさらに不正咬合を進行させる場合があります。

 6⃣骨の発育障害

 上記の早期接触により、下顎が前方に誘導され反対咬合になったり、側方に誘導されて左右非対称な骨の発育となる場合があります。

 7⃣発音障害

 不正咬合があっても咀嚼と同じように適応して発音障害に至らない場合もあります。しかし、前歯部の開咬や上顎歯が出ている場合や反対咬合などではサ行やタ行音に不明瞭な発音になるときもあります。

 8⃣審美的な欲求と心理的な背景

 疾患や障害の回復だけでなく、精神的にも社会的にも良好な満足できる審美性を獲得することは重要です。

以上のような不正咬合の障害を除くことが意義・目的となります。

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